高知県の西部に位置する四万十市中村。全長約196kmの四万十川は、中村から太平洋に注ぎ込んでいます。1468年、応仁の乱を逃れこの地にたどり着いた前関白一條教房公が京都を模して碁盤目の道路や地名など京を思わせる街づくりをしました。
「藤娘酒造」は昭和18年の企業統合により幡多地域の酒蔵8社がまとまり発足し、現在では四万十市で唯一の清酒メーカーです。市場の話題性や流行にとらわれず、食事と一緒に楽しめる適度な香味と深い味わいを持つお酒を目標にお酒造りを続けています。
仕込水に四万十川の伏流水を使用し、高知県産の米と杜氏の技と「香りを抑えた“旨い”お酒を造りたい」という思いで醸すことでこの土地ならではの柔らかな飲み飽きしない味と香りに仕上げています。 |
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純米吟醸 雄町/大吟醸 藤娘/藤娘 純米吟醸 |