代表銘柄:山に雲が(ヤマニクモガ)

森の酒蔵

令和6年7月、高知県と愛媛県の県境、この地は高知県でも珍しい積雪と寒風により、厳しい冬が特徴の寒風山の麓に、川澤酒造株式会社の新酒蔵が完成しました。当蔵は、吉野川水系の谷水から仕込水を作りあげ、選りすぐりの酒造適合米から生まれる独自の日本酒を醸します。そして、目の前の桑瀬川は龍の形をした一級河川吉野川の源流支流として、緑色片岩の美しい碧い川が流れ、非常に美しい景色です。また、当蔵はいの町旧本川村桑瀬製材所を利活用しており、その敷地内には、当時の記憶が蘇る大きな煙突と乾燥機が今も残っています。その旧製材所内の一部を醸造場として、四季醸造が可能な設備を完備し、倉庫部分、事務所部分として活用しています。

仕込水

当蔵のそばの山の上、谷の水を使います。特注のろ過装置によって、滅菌とろ過を十分に行った水は、寒風山の雪解け水のように純粋な水です。

『山に雲が』

寒風山にかかる雲は、季節や天候によってさまざまな形をしています。初めて、本川地区桑瀬を訪れた際、大きく広がる青い空と、雄大な寒風山に、珍しい形の雲が見えてきました。その不思議な雲をみたときの第一声が、銘柄になりました。日々の私たちは、スマートフォンの普及によって、つい下を向いていることが多くなりました。しかし、山にかかる雲を見るためには、自然とお顔は上に向くことでしょう。そして、この酒を飲むと気持ちも考え方も明るく楽しくなってほしい。上を向いて歩けるように、みなさまとともに歩んでいける製品になってほしいという願いが込められています。
左から ザアグザアグ/ゴオウゴオウ/ザアアザアア/カララカララ

事業者情報

Mail:info@kawazawasake.jp

公式サイト

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